作者の間違いを修正する翻訳家
小説などを翻訳する際に、作者の意図を読み取って翻訳するのは、翻訳家や翻訳会社の仕事であるが、時には、小説を書いた作者の間違いを修正する必要などもあると言えます。
例えば、アメリカの小説を日本語に翻訳する仕事で、小説の内容が日本の事を書いており、翻訳家が日本人だったとすると、日本を知っていると言った意味では、小説の作者よりも翻訳家の方が優れている場合があります。
小説の作者が、実際に日本に訪れた事がなく、ネットや文献でしか日本を知らないのであれば尚更ですし、日本の様に文化が深く、変わった歴史を持っている国を理解する為には、相当な努力が必要だと思います。
その為に、翻訳家や翻訳会社は、作者が意図的に変えている場所ではなく、明らかに間違っていて、それを変えた所で大筋の話しに影響がないのであれば、修正してあげる事が必要と言えるのではないでしょうか。
しかし、そう考えるのならば、逆のパターンもあると思います。
日本人が海外の事を書いている小説なども沢山あるので、小説家が、題材する対象の国に理解が足りなかった場合は、小説家が気づかない内に、間違っていた箇所などを、現地の翻訳家に修正して貰っていたかもしれません。
ちなみに、私の知っている外国の小説では、日本の事を書いているのですが、首都が大阪となっていた事があります。
単位の翻訳
翻訳家や翻訳会社が、何らかの媒体を翻訳する際に、単位などは間違いやすい部分だと言えるのではないでしょうか。
英語の単位でも、曖昧な意味を持つ単位が存在します。
例えば、「a fifth」と言う単位は、「5分の1」と言った意味になりますが、「1gallonの5分の1」と言う意味も持っていますので、状況によって考えて翻訳しなければ、間違った見解で翻訳してしまう場合もあるのです。
「1gallon」とは国によって、定義が異なる事があり、大体3.5litre~4.5litreの範囲内です。
さらに、「fifth」は五度目ですとか、五回目と言った意味もあり、こちらも間違えてしまいがちです。
そして、1gallonの5分の1は大体、ボトル1本分であったりしますので、例えば、「彼はアルコールをa fifth飲みきった」と言う表現があった場合は、「彼はボトル1本のアルコールを飲み干した」などと翻訳すると分かりやすいかもしれませんし、または、「彼は5杯目のアルコールを飲み干した」でも良いかもしれません。
「彼は5分1のアルコールを飲み干した」ですとか、「彼は4litre程のアルコールを飲み干した」では、分かりづらく感じてしまうと思います。